受けられる支援を確認しましょう


双極性障害・うつと診断された場合に受けられる支援があります。

(こちらでは気分障害を対象として記載します。その他の疾患についてはここでは言及しません)

まずはご自身が対象となるかどうか、かかりつけ医や役所等にご自身で問い合わせてみてください。


<自立支援医療>

自立支援医療とは、心身の障害に対する医療費の自己負担を軽減する公的な制度で、

都道府県や指定都市が実施主体として運用されています。


・厚生労働省HP「自立支援医療」

・厚生労働省「自立支援医療について」(pdf)


<精神障害者保健福祉手帳>

精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。

精神障害者の自立と社会参加の促進を図るため、

手帳を持っている方々には、様々な支援策が講じられています。

(所持していなくても受けられる支援もあります)


・厚生労働省「みんなのメンタルヘルス総合サイト」より

・精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス


※精神障害者保健福祉手帳と障害年金の等級は必ずしも一致しません。

 また手続きは全く別ですので手帳の取得=年金の受給とはなりません。

※障害年金の年金証書の写し等で手帳を更新をした場合は同じ等級になる可能性はあります


<知っ得情報>

自立支援医療費支給制度(精神通院)と精神障害者保健福祉手帳を同時申請すると、

手帳用の診断書だけで申請することが可能です。


※但し、手帳を受けるためには、その精神疾患による初診から6ヶ月以上経過していることが必要です。



<社会資源>

厚生労働省HPより 特定非営利活動法人 全国精神保険福祉会連合会による

・精神障がい者と家族に役立つ社会資源ハンドブック(pdf)


・厚生労働省「医療情報ネット」医療機関の検索が出来ます。

・厚生労働省「地域生活支援事業」

・社会福祉協議会


<厚生労働省 生活困窮者自立支援制度>

どうしても生活が立ち行かなくなった場合にご確認ください。

(必ず支援してもらえるとは限りません)


・厚生労働省「生活困窮者自立支援制度」


<地域にある相談先>

厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」総合サイトより

 もしかすると病気かもしれない、治療は受けているが心配なことがある、

 人間関係のことや生活のこと、仕事のことなど誰かに相談したいと考えている方、

 相談できるところはたくさんあります。  


・地域にある相談先

 ・保健所

 ・市町村の保健センター

 ・精神保健福祉センター

 ・いのちの電話

 ・夜間・休日の精神科医療機関

 ・生活・福祉について

 ・職場・仕事の悩みについて


<その他>


双極性障害やうつ病で会社を休職する場合に「傷病手当金」を受給する場合

・支給額について

・傷病手当金を受給しながら障害年金の申請をした方がいいのか

(収入を途切らせない為)


会社を退職する選択をした場合

・健康保険は「任意継続」した方がよいのか、国民健康保険にした方がよいのか


失業給付金を受給する場合

・障害者は「就職困難者」として受給要件が緩和、受給期間も長くなるのか


これらについて、エビデンスのはっきりしたサイトを見つけることが現在出来ていません。

お手数ですが、ご自身はどれに該当するのかは各自でお調べください。



気分障害ぴあと~く

気分障害当事者のオンラインピアトークです。 最新の診断基準【DSM-5】では、うつ病と双極性障害は別のカテゴリーになっていますが、ざっくり気分障害としています 。 リアル当事者会(大阪)も時々開催します。 当事者│自助会│自助グループ│セルフヘルプ│関西│大阪

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